リカレント教育も進んでいるアメリカ。
教育界がDX化されてるので、少し知識を共有します。
デジタル化、省人化されてきているため、建物の維持費や人件費、教材費などがあまりかからなくなってきているので、経済格差のせいで高等教育が受けられないという問題が小さくなってきているように感じます。また、入学できる人の人数にも制限がありません。年齢も国も関係ありません。可能性は無限ですね。
【英語の能力の証明】
・まずDuolingoで英語能力認定の試験を受ける(最近はTOEFLよりもDuolingoの方が人気)。
・テスト費用は$49
・オンラインで試験を受ける。テストセンターに行く必要なし
・テスト完了後48時間以内に結果が見れる
【単位のとり方】
・まずどこかの大学に入学する (オンラインだと学費が安い。本当に学費が安いところの授業料は、4年制大学で卒業までで50-60万円位。日本にいながら入学できます)。
所属している大学以外からの単位移行も可能。例えば、
Sophia Learning、Coursera で履修した科目等は単位移行できる可能性があります (大学に問い合わせる必要あり)。これも1科目につき数十ドルレベルです。
卒業に必要な単位は128単位ほどですが、取り終わる前にリアル大学に編入するということもできたりします。少しネームバリューのある大学を卒業したいということでしたら、単位移行して編入することも可能です。
これができるのは、教育の仕組みを作っている機関である、米国教育協議会 (ACE )や、カレッジボードという機関がやっているアドバンスト・プレイスメントというプログラムの力が大きいですね。
このような機関に加盟している/推薦されている教育機関の間で単位移行が可能だからです。アメリカでの教育会のDXが進んでいるのは、こういった教育の仕組みづくりをしている機関の影響力のおかげかもしれないですね。
業界全体を変える影響力はすごいです。そしてそれぞれの機関が持続的に収益を生む仕組みを持っているというところも大事なところです。教育の多様化が見えてとても面白いです!